「リビンマッチが解説する不動産テック基礎」の記事一覧

ブロックチェーンについて

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、「ブロックチェーンについて」です。 ブロックチェーンとは 不動産業界に応用される不動産テックの核となる新技術として、「ブロックチェーン」があります。 ブロックチェーンとは、ビットコインなどの仮想通貨の取引管理で有名になった技術です。 資産や権利などの情報を、インターネットを通じて共有することで記録・保管・監視する技術で「分散型台帳」などとも呼ばれています。 これまで、重要な情報というのは特定の管理者が、莫大な費用をかけたデータサーバーで中央集約型の情報管理を行っていました。 データを集中管理することで、正確性や安全性を確保してきたのがこれまでの情報管理だったのですが、ブロックチェーンでは特定の場所も管理者もいらなくなります。 ブロックチェーンを活用することにより、高いセキュリティーとダウンすることのないシステムを低コストで実現することが可能となります。 複数の参加者がデータを共有しているため、1か所がダウンしても補完し合うことでシステムを稼働し続けることができます。 また参加者間のデータが共有されることで、複雑な事務プロセスを簡素化することにより、 […]

不動産テックとAI

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、不動産業界AI化についてご紹介します。 AIと不動産 AIによって不動産会社の業務が変わり、職を失う人もいるのでしょうか。 正直にお話しすると、「売買仲介の世界は、AIに職を奪われるまでにはまだまだ 時間はかかるかと思います。 というのは、そもそも、AI化に必須となる使えるデータをため込んでいく仕組みが ないからです。 もし必要なデータが蓄積されたらAI化の波が訪れることは間違いありません。 例えば、物件の資料をこういう順番に出した方が良いということがわかれば、 自動で物件情報の提出をオートメーション化ができるかもしれません。 不動産業界のAI化について詳しく知りたい方は、リビンマッチmagazineオススメです!!

不動産テック GPS

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、不動産テックの中でもGPS技術×不動産業界の未来のお話し、GPSと不動産テックについて紹介して行きます。 GPSについて 6月1日、日本版GPSの構築を目指す準天頂衛星「みちびき」を乗せた大型ロケット「H2A」が打ち上げられました。GPS構築のための衛星は年内にはあと2機打ち上げられる計画があるそうです。それが実現すれば誤差6cm以内という世界最高レベルの精度での位置測定ができる体制を整うそうです。この技術が実用化されれば、トラクターの自動運転や、ドローンを使った配達など様々な分野でGPSの技術は活躍していくでしょう。 日本版GPSによって業態が変わるのは、農業や宅配業界だけではありません。不動産業界にも大きな技術革新の波がやってくるはず、 GPSによって変化する不動産の売買について予想してみることは不動産テックを考えるうえで大きな意味があります。 リビンマッチmagazineでは不動産テックとGPSについての記事をご覧いただくことが可能です。

不動産テック VR・AR

「リビンマッチ・不動産テック」今回はVR・ARについての記事をご紹介します。 まずはじめに、VR・ARとはそれぞれなんなのでしょうか。 VR・ARとは VRはvirtual realityの略称であり、日本語では仮想現実と訳されています。古くからVRの技術は映画やテレビなどで用いられてきました。2016年はVR元年とも言われVR技術を体験出来るゴーグルが各社からリリースされ、ゲームなどエンターテーメントの業界に大きな革新をもたらしました。 ARはAugmented Realityの略称で、一般的には「拡張現実」と訳されてています。VRとARの大きな違いはVRがバーチャル世界を体験出来るのに対し、ARでは実際に目の前に広がる風景に、バーチャルの視覚情報を組み合わせて目の前にあたかも実在しないものがあるような擬似体験が出来ることが特長です。一昨年にリリースされたポケモンgoではAR技術が利用されており、多くのユーザーを引き込んでいったのが記憶に新しいものであると思います。ARの技術は私たちに新しい楽しい世界を提供するだけでなく、利便性を提供する技術であるといわれています。 VR・ARの技術 […]

不動産テックとクラウドファンディング

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、クラウドファンディングについてです。 クラウドファンディングとは 特定のサイトなどを通して一般の個人投資家でもインターネットを介して少額から不動産投資案件へ参加できる仕組みを提供することを指します。クラウドファンディングによって新たな不動産投資機会を創出するとともに、これまで資金調達の選択肢が少なかったプロジェクトにも調達機会を提供するといわれています。 クラウドファンディングといっても不動産だけでなく様々なものを対象にして行われるものになるので なかなかイメージがつきにくいこともあるかもしれません。 ▼不動産ストックビジネスって何? 不動産ストックビジネスとは簡単に言えば「空き家再生ビジネス」というところでしょうか。全国各地で空き家・空き店舗などが問題となっている昨今、それらを貴重な地域資源としての不動産ストックとしてとらえ、再生・活用していく動きです。 人口減少・高齢化が進む地域の活性化のためにも、起死回生のプロジェクトと言えるでしょう。 しかし、不動産ストックを再生したくても個人の資金だけでは限界があります。 そこでクラウドファンディングを活 […]

不動産テック IoT

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、「不動産テックIoT」です。 不動産テックについて簡単に紹介して来ました。これからは不動産テックのサイト上でのカテゴリーについて紹介して行きたいと思います。今回はIoTについてです。 リビンマッチではIoTについても様々な記事が紹介されています。 IoTとは 各種センサーやWEBカメラ等を連携させることで、リアルタイムで不動産の状況を確認できるシステムや、電子錠を用いた自由度や安全性が高い入退室管理システムを提供することを指します。そのためIoTを操作するアプリケーションによって、オーナーと入居者とのコミュニケーション機会も可能となるといわれています。 このIoTにするとより暮らしは便利性の高いものへと繋がって行くと思います。しかし、その便利さが不便に繋がってしまうということも起きてしまいます。 その例として「ニューヨークで大停電が起きた日」を上げることができます。スマホや電化製品、生活に関わるモノの多くが電力によって動き、近年ではIOTなどで鍵や時計なども電化していっています。それゆえに、ひとたび大規模な停電が起きると、都市は大混乱に陥ってしまう […]

不動産テックのメリット

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、「不動産テックのメリット」です。 前項まで、「不動産テック」とは何か、その背景について綴ってきましたが、現状だけでも不動産テックには、不動産業界をテクノロジーで大きく変える可能性を秘めているように感じています。政府の後押しというのも大きいですが、その他にも市場の活性化や、公平化、可視化(透明化)などさまざまなメリットが考えられます。 不動産テックのメリットについて、上記3つの観点からまとめてみました。 1.不動産テックによる市場の活性化 インターネットと絡めた不動産情報のテクノロジー化により、家を買いたい・売りたいといった方の売買促進に繋がる可能性が高くあります。その1つがVR技術の活用です。現在でも物件情報の閲覧においてVRを活用した不動産会社も多く出てきているようですが、VRがあれば実際の物件の内覧が非常に便利になります。現地に行かなくても済むことはもちろんのこと、詳細に間取りの広さや雰囲気を視覚で体感できるため、家を購入したい人が今以上に増えてくることが期待されています。 2.不動産テックによる公平化 今までの不動産価格は不動産業者の経験に基 […]

不動産テックの生まれた背景

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、「不動産テックの生まれた背景」です。 リビンマッチが解説 不動産テックが発展してきた背景 「不動産テック」という言葉が発展してきた背景には、日本独自の文化や政府の規制緩和による後押しが影響しているといわれています。そもそも日本における不動産とは、物件の価値が人や企業によって異なるのが当然と言われ続けてきました。 そのため、新たに物件を購入する際には、その物件の価値の判断が難しく、且ついくらで売れるのかギリギリまで分からないことも多く、売買を躊躇う傾向にありました。結果、新築住宅を異様に信仰する心理が根強く、中古物件も流通しにくい状況にありました。 不動産テックでは、このような新築主義から脱却し、客観的に不動産の価値を透明化し、中古住宅の市場を盛り上げるべく期待されています。これには政府も後押ししており、動産売買・重要事項説明のインターネット解禁や、不動産データの一元化など、取引する上でのインフラの整備にも力を入れています。 ◎今日の不動産情報ピックアップ 空き家への具体的な対応について リビンマッチサイトでの今日のピックアップは空き家問題の対応につ […]

不動産テックとは?

「リビンマッチ・不動産テック」今回は、「不動産テックとは?」です。 そもそも不動産テックって何なのか? 「不動産テック」って言葉自体はここ最近顕著に話題になってきている言葉です。この「不動産テック」という言葉は、「不動産」と「テクノロジー(Technology:技術)」を掛け合わせた造語と言われています。情報通信技術を活用した不動産サービスのことを指します。簡単に言うとITと組み合わせた不動産サービスのことらしいです。 インターネットの普及や規制緩和の浸透によって、不動産業界でもITの活用が増えてきているようです。例えば、AI(人工知能)を活用した物件価格の査定や、VRの技術を活かした物件の内覧、IoT技術を駆使したスマートロックなどのように既に不動産事業に活用しているサービスも多々ある。少子高齢化をはじめとする時代の流れに応じて不動産業界も変化が問われています。 インターネットの技術を生かした(テクノロジーを駆使した)ビジネス展開は不動産事業を通して医療や教育分野にも発展してきています。 このような「不動産テック」の生まれた背景やメリット、事例などを掘り下げながら紹介していきます。 […]